【アイシールド21】-泥門vs白秋- 名言・名シーンまとめ

アイシールド21

ついに、夢のクリスマスボウルまであと一勝。

そんな重要な一戦は、全てを破壊してきた峨王のいる白秋戦です。

この日のために特訓をしてきた栗田がどれだけ峨王に対抗できるのか。

そして、クリスマスボウルへの切符はどちらが手にするのか。

注目の決勝戦です!!

“ゲームで勝つ”ことが全て それ以外はどうでもいい だからきっと通ずるんだ お互い

試合直前、マルコの差し入れを泥門メンバーが疑う中、ヒル魔は疑うことなく口にします。

それは2人の共通点を示すところ。

「試合の中で勝つ事」

考え方や動かし方は違いますが、芯の部分では同じです。

だからこそ、ここまで勝ち上がってこれたのもあるでしょうね!

その質問の答えは おそらく俺一人で吐く台詞じゃあないな

試合開始から点の取り合い!

ヒル魔の作戦も功を奏し、泥門の攻撃はうまくはまっていきます。

そんな中、マルコの作戦が悲劇を呼びます。

栗田の気を引いた如月のブリッツ。

その瞬間に、峨王が突破しヒル魔の腕が…。

マルコが試合続行の判断をムサシに訪ねたときの言葉です。

これまですべての判断はヒル魔がしてきました。

そんな泥門にとって、誰か一人で判断できるようなことではありません。

全員がクリスマスボウルを夢見てきたからです。

デビルバッツの選んだ道は…。

最強ランナーの称号 アイシールド21を名乗るんだから…!!

泥門が選んだのは、試合続行。

そしてこの試合に勝利して、クリスマスボウルへヒル魔を連れていくというものでした。

そして、クォーターバックについたのはセナでした。

その称号を背負って、峨王に対抗できるのは自分しかいないと。

勝つ事に尽くしてきたヒル魔の思いは、セナにも受け継がれています。

チームが勝つにはこの選択しかないのだと、自分で切り開いたセナでした!

ししょうのかわりにじぶんが護るから!!

ヒル魔を護れなかった…。

その消失感で、栗田は力を失ってしまいます。

それでも、小結は師匠である栗田の復活を信じていました。

今はまだ力を蓄えているだけ。

必ず目に灯がともった栗田は帰ってきてくれると信じて、峨王に挑んでいきます。

今の姿だけを見て判断するのではなく、過程も含め全体を見て信じぬく小結の姿がとてもかっこよく見えるとともに、栗田にげきを飛ばしたくなる場面です!

倒す 今ここで 僕が峨王くんを破壊する

全く太刀打ちできない峨王に対し、最後の策として中央突破を挑もうとする泥門。

その行方は、栗田だけが肌で感じ取ってしまいます。

歯が立たずに、破壊される。それも小結とセナの二人ともが。

それを護る唯一の方法に気づいたとき、再び栗田の心に火が着き、護るための殺意を身に宿します!

聞こえてっかヒル魔 歓声が お前に頼り続けてた栗田が 今 本物の大黒柱になって チームを引っ張ってやがるんだ

ヒル魔とも違う、峨王とも違うチームの率い方です。

栗田だけが身に着けた、ついに身に着けたといってもいいでしょう。

優しきリーダーシップ。

その姿こそ、どぶろくが描いていた理想的な姿だったのかもしれません。

それは奇しくも、ヒル魔のいない場所で発揮されることになるのですが…。

テメーらまで峨王に破壊されて クリスマスボウルの夢終わってるっつうケースだ

栗田の復活もあり、見事にタッチダウンを返した泥門。

しかし、それもマルコの頭脳の前ではあっさりと返されてしまいます。

QBスパイと如月の復活によって打つ手がなくなってしまい、絶体絶命…。

そのときに、帰ってきたのがヒル魔でした。

考えうる最悪のシチュエーションを防げただけよかったと語るヒル魔。

もちろんそうはなっておらず、クリスマスボウルへの夢はつながっています。

ここから、どう反撃していくのか注目です!

フィールドに立っているだけで呪いを放つ悪魔の石像だ…!!

折れているはずの右腕。

何もできないと思われるヒル魔ですが、その確信がない中でそこにプレーは打てません。

そんな白秋の考えを利用した泥門の作戦が見事にハマり、白秋の攻撃を止めていきます。

その様相はまるで動かないのに影響を与える、悪魔の石像のようです!

俺も約束守らなきゃなんねえんだよ 出れるか出れないかじゃねえ 出るしかねえんだ

第三問。

ヒル魔がまもりに出した問題は、「骨折したまま試合に出場するプロ選手がアメリカンフットボールには存在するか?」というもの。

まもりの回答は「×」ですが、正解は「○」でした。

不正解のまもりに半年前、入部当初の約束を果たすようヒル魔はけしかけます。

それは、アメフトの上級問題3問を答えることが出来なかったら、従順に働けというもの。

ヒル魔には、白秋に勝って全員でクリスマスボウルに行くことだけが見えています。

そうして、フィールドに帰ってきたのでした…!

これはヒル魔さんの右腕の最期と引き替えにもぎとった命のタッチダウンだ…!!!

だからこそ、行く。

ヒル魔が投げられるパスはあと一回という条件での判断は、今すぐにロングパスを打つというものでした。

そうすれば、再びヒル魔のパスはあると相手に思わせることができるから。

そして、そのパスは見事にモン太の手に収まり、そのままタッチダウンへとつながります。

最後までヒル魔らしい、試合に勝つための最善の策を選び出してくれる場面でした!

待っていたぞ その台詞を…!!

お前の力だけを信じてる…。

泥門の心を折るべく、ヒル魔を二度と試合に戻ってこれないように作戦を打ったマルコでしたが、逆に返されてしまいます。

相手を折ることが目的ではなく、大事なのは試合に勝つ事。

再び、そのことに立ち返ったマルコは峨王にこの言葉を掛けるとともに、白秋の原点「ノースサウスゲーム」に立ち返る判断をします。

この言葉が、峨王に一人のフットボール選手としてのさらなるパワーを生むことになるのです。

大丈夫 ヒル魔とセナ君… 二人の投手 両方僕が護るから

己のためではなく、勝利のための殺意へと変化した峨王のパワーが見事に発揮され、泥門は勝ち越されてしまいます。

それは同時にヒル魔のパスはもう無いということが示された瞬間でした。

どちらにする…。

パスの投げられないヒル魔か。完全素人のセナか。

この空気を取り払ってくれたのは、この試合の主役、栗田でした。

誰もが思いつかなかった、ドラゴンフライが見えていたわけではないでしょうが、この宣言が形となって現れることになります。

思いは伝えなければ、形となることはないのかもしれませんね!

なりたいんだ パワーの一番に…!!

一流のスポーツ選手に必要なもの。

自分が一番になってやるという煮えたぎる野心。

その位置にたどり着く力を持っていながら、これまで持ち合わせていなかった栗田が、ついに思いを抱いた瞬間でした。

チームメンバーもそれを望み、全てを栗田に託します。

さあ、ラストプレーは正々堂々の正面突破です!

よく頑張った 負けたのはケガのせいだ しょうがない 僕らはよくやった

クリスマスボウルへの切符をかけた、ラストプレーはデビルバットダイブ!

のはずでした…。

ほぼ一試合、闘ってきた中で傷を負っていたのはヒル魔だけではありませんでした。

セナの腕はもうボールを抱えることができない状況になっていたのです。

ケガをしていたからしょうがない…。

終わってしまえば、それはすべて言い訳になります。

そう、それで終わってしまってはいけない。そんな簡単にあきらめきれるものではない。

持っているカードの力が10%しかないのであれば、カードの切り方で120%にする。

デビルバットダイブで決着がつくはずだった最後のプレーは、栗田と峨王の直接対決にゆだねられました!

ほんの ほんの僅かな最後の力の絞りだし方の差 それは栗田に合って峨王にないもの 3年間の経験値 つまりアメフトへの夢を刻んだ月日の差…!!

互角だった。

そう、パワーだけで言えば互角でした。

最後に現れたのは、経験の差。

パワーNo1を賭けた直接対決は、その年月がわずかな差となり峨王の青天という結果で幕を閉じます。

そして、栗田が描いてきた5年間の夢。クリスマスボウルへの出場をついに達成することになるのでした!

叶えた 全員で自分たちで ムリヤリ叶えた…!!

それぞれの思いがあります。

主務として、人生で一歩踏み出すために始めた。

無謀だと思いながら、言い続けてきた。

自分には無理だとあきらめてた過去を断ち切って始めた

一度環境のせいで諦めかけた中で戻ってきた。

別のスポーツを諦め、輝ける場所に来た。

そう、思いはそれぞれですが、刻んできた夢への努力は変わりません。

そんな彼らにとって、この夢は”叶った”のではなく、”叶えた”という表現が正しいでしょう。

それは自分たちが行動して得たものだからです。

全員がつらい場面もあった中で乗り越えてきた姿を見ると、感動が膨れ上がりますね!

まとめ

チームの支柱ヒル魔の退場から、栗田のリーダーシップの発揮など場面が目まぐるしく変わる試合でした。

何より、クリスマスボウルという無謀な夢を叶えた泥門デビルバッツからは、感動をもらいました。

本当におめでとう!そして、ありがとう!

様々なことを学ばせてもらいましたが、一番は夢を叶えること。

そのために自分の取り組みが足りているのか?まだできるんじゃないか?

そう考えさせてくれる。そんな漫画だと思っています!

次は、夢の舞台。

クリスマスボウルですね!!

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