太陽戦を引き分けに持ち込み、NASAエイリアンズ戦の出場権を獲得した泥門デビルバッツ。
泥門にとっては退去、エイリアンズにとってはアメリカ帰国をかけた試合になります。
無重力の走り パンサーとセナの対決からも目が離せない試合です!
ビビリでパシリな小市民は アメフトの世界じゃ英雄だった
エイリアンズQBのホーマーから、ボールを奪って直接タッチダウンまで運んだセナ。
昔からパシリをしていたことで、天然のチェンジ・オブ・ペースを取得しており、今ではセナの武器となっています。
得ようとして手に入れた武器ではないですが、これまでの人生で送ってきた日々がその人の武器となることはこれに限りません。
活かし方を変えれば、見方を変えれば、欠点だと思っていたことが武器になることだってあるんです。
一度、自分の歩んできた道を振り返ってみるのもいいかもしれませんね!
脚が落ち着かない 勝負してみたいって…!
10点差以上つけての勝利でなければ、日本を退去しなければならない泥門…。
そんな状況の中でもセナは、監督の贔屓で出場機会の得られないパンサーと勝負したいと思います。
セナも列記としたフットボーラーになった証拠でしょうか。
出てくれば手ごわい敵であるのにもかかわらず、挑戦してみたいと思う。
そういった緊迫した場面こそ、スポーツの醍醐味ですよね!
お前にはお前にしかないものがある 周りの言葉なんか気にしないで飛び込んでこい!
NASAエイリアンズのゴンザレス兄弟のお兄さんが弟へと語った言葉です。
兄と違って、身長が低かった弟はアメフトに挑戦する際、体格で通用しないと馬鹿にされます。
そんな時にお兄さんのこの言葉に慰めてもらい、弟はパワーと小柄ながらのスピードを活かしていきます。
中央はパワーで兄が、大外はスピードで弟が守る。
セナたちの大きな壁として立ちはだかります。
大きい人だけが活躍するわけじゃなく、人それぞれの武器を活かして活躍できる!
それもアメフトの良い点ですね!
思い知らせてやらなきゃなんねえ奴らがいるんだ
中学時代から何かとつるんできたハァハァ三兄弟。
しかし、十文字は父に3人の仲を切り離せと言われています。
エイリアンズに向けて、太陽戦で落第の評価を受けた黒木、戸叶とともに特訓を受けてきました。
活躍の舞台として、用意された作戦は ”掃除 (スイープ) ” 。
闘う理由はみな違えど、目的は一緒。勝つ!
チーム全員の意思が計り知れた瞬間でした!
最初で最後のチャンスをください もしアイシールドを抑えられなければチームを辞めます
泥門の怒涛の攻撃を受け、ついに逆転されてしまったエイリアンズ。
そこでパンサーがついに…
監督のアポロに頭を下げて出場を懇願するのです。
チームメイトのみんなもパンサーの努力を知っているため、同様に頭を下げてくれます。
そこでの一言。
アポロはパンサーを昔の自分と重ね合わせていきます。
NFL (プロ) 時代、人の3倍練習して、開幕スタメンを目指した過去。
しかし、現実は甘くなく、スーパースターのモーガンが自チームに移籍。
勝負を監督に懇願しますが、受け入れてはもらえませんでした。
過去の自分と決別する意思もあったのでしょうか。
ついにパンサーに出場の機会を与えます!
パンサー君みたいな走り方はできないけど 僕の走り方で勝つ
黒人特有のバネで圧倒されるセナたち。
人種の壁に対して、同じようにはできないけど戦い方は様々。
自分にできる方法で闘う。
何事においてもそうだとは思いますが、あきらめないこと。
自分の武器を信じることを教えてくれます。
どんな仕打ちを受けても パンサーにとってあなたは 尊敬する偉大な先輩なんだ
アメリカ帰国がかかっているにもかかわらず、誰よりもアメフトを楽しくプレーするパンサー。
そんな彼が、アポロからどれだけの仕打ちを受けてもチームについていったのには理由がありました。
尊敬する選手。
それが監督であるアポロだったのです。
パンサーはNFLで人の三倍練習するアポロの姿を追っていました。
そう、アポロ自身が切り離したかった過去を認めていたのがパンサーでした。
ついに二人の関係が良い方向へ向き始めます。
泥門との一戦が彼らを師弟関係につなげます。
この時は、いずれ手が付けられなくなるようになるとは思いもしませんでしたね笑。
これはまた別の機会で。
まとめ
泥門にとっては、体格差を大きく感じる一戦になります。
スピード、パワーともに相手の方が上。
そんな中での戦いは、彼らを大きく成長させたのではないでしょうか。
アポロとパンサーの関係は、すれ違いを変えるチャンスを生み出す・活かすことが必要だと感じさせられます。
ということで、泥門vsNASAエイリアンズのまとめでした!
コメント