【アイシールド21】-泥門vs王城- 関東大会 名言・名シーンまとめ

アイシールド21

関東無敗の神龍寺との戦いを制し、関東大会準決勝に進んだ泥門。

ついに因縁の王城戦になります。

振り返ると、春季東京大会2回戦。

点差は大きく離れ、王城が勝利した試合でしたが、あの時から進とセナはお互いを意識してきました。

その決戦がついに幕を切って落とされます!

俺が止めてやるよ ケンカ殺法対決だ

猪狩vs十文字。

身内がバカにされるのを指をくわえて黙ってられないという点で二人は似ています。

十文字も黒木・戸叶と3人でつるんできた過去を、共に闘う今で見返してやろうと

内に秘めて、時には表に出し感情的にプレーする姿が熱いですよね!

昔の桜庭とは闘う覚悟が変わったってことだ

気持ちの持ちようが姿勢に現れる。

ムサシの言葉のように、前回の王城戦とは桜庭のメンタル面は大きく異なっています。

挫折を味わった中でもがいて、そして芯をもって帰ってきた桜庭は強い。

自信と目標がはっきりしていることが、彼をたくましく大きく見せています!

俺らの仕事はあの3人にキックに集中させる事なんだよ…!

モン太へのロングパスで敵陣へと進んだ泥門。

しかし、桜庭の壁は高くそれ以上のゲインは叶いません。

そしてムサシの登場です。

キックの場面を任せる3人に、十文字らが全幅の信頼を置いていることが伝わってきますね。

これが泥門デビルバッツ結成初期からの3人の絆。

そしてこれまでの行いが示してきた証でしょうか。

純粋なるスピード&パワー たゆまぬ鍛錬に裏打ちされた無敵の突破力だ…!!!

進 清十郎。

努力する天才と称される彼が、築き上げたのはアメリカンフットボールの最もシンプルな要素である2つ、

スピードとパワーでした。

アメフトの原点を最大まで引き延ばした彼こそパーフェクトプレーヤー。

そんな進を表現するのにこれ以上の言葉がありませんね…!

俺は甘い ヒル魔ほど勝利だけに徹しきれはしないよ

ひたすらに進の突破力を活かしたバリスタを打ち続けた高見。

しかし最後は桜庭へのエベレストパスでタッチダウンを狙います。

それは彼を鈍足のクォーターバックから、長身の武器を活かしてくれた桜庭とのホットルートを示すプレーでもあります。

このパスでタッチダウンをとる。

そんな思いがなければ、頂点を目指すには気持ちが負けてしまいますよね!

決着をつけよう永きに渡る闘いの全てに…!!

進にとっては、初めて出会った自分よりも速いランナー。

セナにとっては、初めて負けたトッププレーヤー。

お互いがお互いを意識し続け、トレーニングを続けてきた半年間でした。

その半年のすべてをここで決着させる。

結末が気になります!!

監督の30年が正しかったということを 自分が力で証明してきます…!!

誰とも深くかかわることなく中学高校と過ごすだろうと考えていた進。

しかしそんな彼の考えは変わって、庄司監督のもうトレーニングが始まります。

ここまで自分のために時間を割いてくれる監督に感謝し、その恩を返そうと伝えられる選手が他にいるでしょうか?

選手と監督の信頼関係が深く結びついていることも王城の強さだと思います!

そんなバカを俺ら 闇雲に信じてきたじゃねえか なあ栗田

パーフェクトプレーヤー 進の攻略法。

それを見つけなければこの試合は獲れません。

そんな中でヒル魔が見つけ出した策は、ハーフタイム全てをその攻略法探しにあてる。

その時間中に見つけるというものでした。

いつも理論で片づけてくれたヒル魔の言葉に理屈はありませんが、信じるだけの力はありました。

デビルバッツは彼の言葉を信じて、前半を逃げ切ります!

超人どもを蹴散らして勝ち抜いてここにいるんじゃねえか 約束の決戦の地 ここにいるんじゃねえか…!

進の懐に入って、腕力で倒す。

これが唯一の結論でした。

これまで、パシリで逃げてきた人生だったセナ。

しかしアメフトを始めてからは、強敵と闘い、少しずつ少しずつ強くなってきました。

これまでと同様にすべてを懸けてぶつかっていきます!

理屈に合わねえことが理屈になる そういう時もあるってこった

進に挑むセナの姿が、泥門メンバー全員に火をつけました。

一秒でも足止めをすると全員が思い、前がかりな姿勢をとっていきます。

突っ込むのがバレバレで、相手にとっては責めやすい守備体型になってしまいますが、ヒル魔は止めません。

彼らの気持ち・勢いを止める場面じゃないと判断したからです。

ヒル魔らしくないようで、ヒル魔らしい判断ですよね!

一万なんざ とっくの昔に超えてる

「ちょうど10,000球目で完成する」

モン太の必殺キャッチについて、こう言い放ったヒル魔ですが、実際は嘘。

しかし、それだけでは終わりません。

モン太とヒル魔のホットラインの連携は10,000球どころじゃ納まらないほどの数を経ていました。

これまでの経験とこれからの新プレーへ自信が表れた言葉だと思います。

男は悔しいとき以外は泣いちゃいけねえんだ

新技デビルバックファイアで桜庭から初キャッチを奪ったモン太。

そのプレーを見て、憧れの本庄選手が声をかけてくれます。

しかし、モン太の見る先は前でした。

自分が見せるべきはキャッチのNo1になったときの姿。

これまでも心のどこかでモン太を支えてくれたのは本庄選手でしたが、さらに前へ進めてくれる登場でした!

頑張っても俺は一生夢だった世界のレベルにはたどり着けないのかもしれない でももう二度と心折れたりはしない

長い間夢を描くも、その夢がかなわず一度は折れてしまった。

そういった点で似ているモン太と桜庭。

だからこそ、再び立ち上がってきた彼らには共通の強さ、負けん気があるのかもしれません。

ともにNo1を目指して戦う姿に憧れてしまいます!

俺らが全部拾ってやるからよ…!!

セナの新必殺ラン”デビルスタンガン”も出て勢いに乗る泥門。

しかしその技にはリスクも…。

ボールを片手持ちにする分、相手に奪われる可能性が上がります。

しかし、そんなリスクを負ってでも使わなければいけない相手。

そんな時に仲間が背中を押してくれます。

それはエースの力を信頼してこそ。

そして、セナもその言葉と仲間を信頼して最終局面に挑みます!

雪光 16番雪光だ

試合残り1分10秒で逆転した泥門!

しかし、ここから王城の攻撃を食い止められるのかが鍵です。

一方で王城は時間を調整しながら攻めてきます。

試合残り僅か。泥門は鼻血でセナを外さなくてはならなくなりました。

代わりに入る選手は…。

そこで選ばれたのが雪光でした。

スタミナ切れでベンチに下がり、守備経験もない雪光を選んだヒル魔の理由。

”執念”

死んでも戦いたい。死んでも勝ちたい。

その執念が勝利を引き寄せる。

そう信じて、雪光をフィールドに戻します!

大丈夫 勝ってくるよ鈴音

雪光の執念が生んだ頭脳プレーで逆転のための残り1秒を得た泥門。

ラストはやはりセナに託します。

ラストプレーの前に鈴音が不安を漏らします。

彼女なりに応援しかできずに力になれているかわからない。

でも2度と負けてあんな悲しい思いをするのは嫌だと。

そんな鈴音へのセナの一言です。

これまで勝てるかもや自信のない言葉を発してきたセナでしたが、

試合を通じて学んだことがあります。

フットボール選手としてフィールドに立ったのであれば、自信があろうとなかろうと胸を張って言わなければならない。

「俺が勝つ!」「俺が最強だ!」

自分で持ってけよな クリスマスボウルによ!!

ラストプレー。

キラーホーネットでわずかに緩んだ王城の守備の手をかいくぐり、進との直接対決もセナが抜き勝利した泥門。

涙を流す王城メンバーですが、その中には虎吉の姿も。

そして、モン太は虎吉のリストバンドを桜庭から託されそうになります。

そこでモン太は虎吉に返し、足を直して自分の力でリストバンドに綴った夢を叶えるべきだと伝えます。

それは、一度夢破れるも新たな夢を描きそれに挑戦し続けているモン太だからこその言葉です。

こちらも胸を打たれてしまいました…。

まとめ

劇的なキックオフリターンタッチダウンで勝利を収めた泥門。

両チームともすべてを出し切った見ごたえのある試合でした!

この試合はこれまでと違って、何かに挑む泥門の姿ではなく、

お互いのチームが抱えてきた思いや苦労が描かれ、

ともに似た者同士がクリスマスボウルへの権利をかけて戦うものでした。

試合終了に近づくとともに、どちらにも転びそうな展開となっていた点も違いを生んでいたのではないでしょうか。

さあ次は、遂に決勝戦です。

勝てばクリスマスボウル。

がんばれ泥門!!

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